この何でも物がそろって、何でも手に入る豊かな時代。
そして近年の世界はデジタル社会になりました。
しかしデジタル社会となった今でも、日本は印鑑社会という伝統がありますよね。
日常生活で、印鑑は未だに欠かせないものとなっています。
そこで今回は、印鑑の一つである「落款印」を取り上げてみたいと思います。
そもそも、落款とは「落成款識」の略語とされています。
落款の形式は、古くは足利氏が治めていた、室町時代から、長年の時をかけて、発展してきたものです。
落款は書画の落成(完成)を証とし、署名をして姓名印を押し、
雅号印をそのすぐ下に押して、右上に関防印を押して、
こうして名実ともに「落成款識」をしたこととされるのです。
それでは次に、落款印の使い方の注意があります。
落款は作品に対して、自分の作品であることを証明する「証」なので、
落款印を押すということは、自分の作品へ「署名」「押印」するということになります。
そのため押印する際には、押印する位置をよく考えて、バランスよく・慎重に押印しなければ、
かえって全体の全局を損することになってしまいます。
印影を押印する時には、押印しようと考えているところに落款印を置いて、
押印する場所をしっかりと決めます。
そしてインクを使って、慎重に、決してブレないように、丁寧に押印します。
もちろん押印した後は、きれいにタオル・ティッシュペーパーなどのやわらかい布製品で、
印面をきれいにふき取って下さい。
これを怠ってしまうと印面にインクが固まってしまい、下手をすれば、
次からはもう二度と使えなくなってしまうおそれもあります。
落款印専門
落款印の使い方
Copyright (C) 2012 トゥルース All Rights Reserved.